除夜の作

皆さん、お元気ですか? 吟遊詩人/井上洸霊です。
平成24年、2012年もいよいよ残り少なくなりました。
政権は民主党から自民党へ、さてどんな新年となるのでしょうか?
期待と不安が交差する年の瀬、新年こそは良い年であってほしいものです。

今年最期の漢詩として、高適の名詩「除夜の作」をお届け致します。
旅先の旅館で一人寂しく大晦日を迎えた作者が、故郷をしのび、
白髪のみ増える身を悲しんでいる詩です。

今も昔も、そんな人々がたくさんいるということに思いを馳せ、
どうぞこの名詩をじっくり鑑賞し、朗読し、吟じてみて下さい。

今年一年、ご愛読頂きました皆さん