島口大樹「オン・ザ・プラネット」(『群像』12月号)

去年の年末から芥川賞の候補作を、図書館で借りられるものに限ってだが、読んでいる。何というか、古典文学や太宰から離れて、少し新しいものを読んでみたかったから。

第166回芥川賞の候補作は以下の5作品である。
 石田夏穂「我が友、スミス」
 九段理江「Schoolgirl」
 島口大樹「オン・ザ・プラネット」
 砂川文次「ブラックボックス」
 乗代雄介「皆のあらばしり」
このうち、年末に読み終えたのが石田さんの「我が友、スミス」と砂川さんの「ブラックボックス」で、両方とも面白かった。特に石田さんの「我が友、スミス」には参った。若い女性の筋トレも話しなのだが