◆20/01 東京都墨田区の散歩道のイベントレポート

◆20/01 東京都墨田区の散歩道

【イベントレポート】
参加された方はもう一度足跡を辿り、参加出来なかったかたも七福神巡りが楽しめる『机上ウォーキング』をしてみませんか?

<江戸最古・隅田川七福神巡り>前編

令和初のお正月ウォークは、雲一つ無い大快晴に恵まれ、ちょっと冷たい北風もなんのその、青空の下を歩ける嬉しさに心ワクワクでした。

都内の秘境駅?ともいえるような「東武線・堀切駅」駅前には人家もお店も一軒もありません。
駅東口は荒川土手、西口は隅田川、南は綾瀬川と三方を川で囲まれていました。

昨年8月に発足したばかりの「三歩の会」コミュでしたが、もうお顔馴染みの方ばかり4名(男性3名・女性1名)が笑顔で集合、元気にスタートしました。

普段は乗降客がまばらと思われる秘境駅ですが、この日は電車が到着するたびに、七福神巡りを目指すグループが列をなす賑わいでした。

線路に沿った小道を約10分で最初の七福神<毘沙門天>が祀られた「多聞寺」に到着。
小さな山門は都内では珍しい茅葺き屋根で、区内最古の現存建造物として墨田区の指定文化財です。
境内はほどほどの参拝客で賑わっていました。
「映画人の墓碑」がありました。

次の七福神までは約2km、大通りを排気ガスを浴びて歩くのを避けて、隅田川沿いにある細長い都立「東白髭公園」を歩きました。
園内に「木母寺(モクボジ)」があり、梅若塚が見られました。
冬枯れた公園の散策はステキでした。

白髭橋のたもとで公園を出て、大通りを東南に向かいます。
「向島百花園」に到着、入園料を払って園内へ。
ここには<福禄寿>が祀られています。
何故寺社ではない百花園に七福神が祀られているのかは、
江戸時代の文化元年(1804年)に開かれた百花園に集まる江戸の町民文化を代表する文化人達の発案で隅田川七福神が始まったからとか。
参拝した後は、園内を巡り歩きました。
池に逆さスカイツリーが映っていましたが、水鳥の立てる波紋で写真に撮れません。

百花園から西に約200㍍で<寿老神>が祀られた「白鬚神社」です。隅田川七福神の中で、なかなか見つからなかった寿老人を、白い鬚の長寿の神様として白鬚大明神にあてたことから「寿老神」としている。

文字数制限(1000文字)により、後編に続く