神戸のソネ ジャズライブを終えて。

雨の神戸。異人館に向かう北野坂は、異国の人々が行き交った道のせいか、違う国に迷い込んだ気持ちにさせられる。
その通りに面してソネがある。一歩店に入ると、ここはロンドンのハブかと思わせるおしゃれな雰囲気。バーカウンターには色とりどりの洋酒が並び、バーテンダーがシェイカーを振る。まるで映画の1シーンのよう。
早めに集まったメンバーが、コース料理やアラカルトと、お酒で寛いでいると、心地よいピアノのインストゥルメンタルが始まる。
演奏者は関西ジャズ・シーンを中心に活動し、作曲やアレンジも手がける人気ピアニスト石川武司。ベース井手厚、ドラム高野正明、そしてボーカル