《石川島・佃レポ》父と息子の風物詩

 佃は自宅から歩いて行ける距離にあるので、お気に入りの散歩コースになっています。特に佃一丁目の船着き場は好きな場所で、夏には風物詩のハゼ釣りに興じる家族連れの姿が印象的です。
 僕も小学生時代は父と麦藁帽子を被ってハゼ釣りに行きました。自分が父親になってからは、夏休みに息子たちを連れてハゼ釣りに何度も出かけたことがあります。
 赤い佃小橋から釣り人たちを見ているとあの頃の楽しかった思い出が重なり、とても懐かしい気持ちになります。だからなのでしょうか、時折り佃を歩きたくなるのは。

 でも、それだけではないような気もします。
 僕の目には、昭和の情緒が残る