景初四年実在説


京都府福知山市の広峯15号墳と宮崎県児湯郡高鍋町の持田古墳群から、景初4年の銘を持つ斜縁盤龍鏡が発見されています。景初は魏の明帝の時代の年号ですが、明帝は景初3年正月に崩御し、その翌年に正始と改元されているため、景初4年とは存在しない年号なのです。
しかし、『景初四年実在説』という説があります。この説に関して、以前の私の話題『景初4年鏡に関する考察』(下記URL参照)でも採り上げましたが、最近また別の『景初四年実在説』を見つけましたので、改めてテーマとして取り上げてみたいと思います。
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