『倭』と『俀』の考察


隋書倭国伝の『倭』と『俀』につきましては、以前にあおたまさんが話題を建てられました。私はその中で、『俀』の出現頻度が極端に低いこと、説文解字に収録されていないことなどから、『俀』は『倭』の異体字ではないか、という提案を行ないました。
しかし、その後もなんとなくスッキリせずにモヤモヤしていましたので、改めて『俀』という字について、再調査してみました。その結果、新たな知見を得ることができたので、蒸し返す形にはなりますが、再度『倭』と『俀』に関して話題を建てさせていただきます。
長くなるため、投稿を分けさせていただきます。




『俀国』は隋書に現れます