縄文の12進法


コンピュータの世界は、オンかオフかの2進法で構成されています。現役時代に長くシステム/ITの業務に携わった私は、今でも当時の癖が抜けず、2の乗数をキリの良い数字と認識してしまいます。例えば、256(2の8乗)・1024(2の10乗)などの数字は非常にキリが良いと感じてしまいます。
今回は、コンピュータの世界ではなく、古代の人間の世界の数字の数え方について、考えてみたいと思います。

人間の自然な数の数え方は、なんと言っても10進法でしょう。手の指は5本、両手の指を合わせると10本です。人間の数の数え方が10進法になるのはごく自然なことと思います。しかし