1月15日ペトレンコ指揮ベルリンフィル・ハーモニー演奏会でチャイコフスキーの歌劇『イオランタ』が演奏会形式で上演された。
『イオランタ』は、今シーズンの目玉であるチャイコフスキー・オペラ・シリーズの2回目。直前にソーニャ・ヨンチェヴァがキャンセルしたものの、幸いアスミク・グリゴリアンが代役を引き受けた。
物語は、生来目の見えないイオランタが、彼女に全身全霊を捧げる騎士の支えによって視力を得るというもの。
晩年のチャイコフスキーは、他愛ないメルヘンに「自己のハンディキャップを他者への愛によって克服する清らかな魂」というメタテクストを与え、味わい深い
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