記号的読み方による「スプートニクの恋人」〜15章は短編として作られたのではないか〜

コミュの皆様

こんばんは。ナカタです。

前々から気になっていた「スプートニクの恋人」に出てくるクルマの「ハンドル」を探すため,ペラペラと2日間かけて見つけ出しました。

 やっと見つけました。「そして,ミュウはハンドルに両手を載せ,・・・・・」(ハードカバーP303)。

 なぜ,ナカタが「ハンドル」を探すのにこだわったのかは,とりとめもない理由からです。その理由は後ほど言います。

 しかし,この「ハンドル」を見つけるために多くのクルマがこの小説には登場します。おそらくは春樹さんの中で重要なファクターとなるクルマには必ず,そのクルマの車体色が示され