うつの時にはわたしは、中島みゆきを聴くか村上春樹を読むか、あるいはその両方なのだけれど、いましがた、村上春樹インタビュー集「夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです」を読み終えて、この本を読むのは二回目なのだけれど、とても得るところが多かった。
こんな文章があった。(註;文中の「大いなる眠り」はレイモンド・チャンドラーの代表的な小説)
「ハワード・ホークスが『大いなる眠り』を映画化した時の有名なエピソードがありますね。運転手を殺したのが誰なのかわからなくて、ホークスはチャンドラーに電話をかけて質問します。するとチャンドラーは『そんなのはわたしの知ったことで
- 拍手
- コメント
- 4