短編集「象の消滅」

プロジェクトを完了してしまったのでいまは短編をランダムに読み返しています。
今回も文体などのディテールを丁寧に読むことを心掛けています。


「象の消滅」はアメリカ合州国で1993年に出版された初期短編集を村上春樹が日本で出版した短編集。いくつかの短編は作者によって手が加えられて、元の作品といくらか異なったものになっています。

あと少しで読み終わるのだけれど、あちこちから引っ張ってきた作品群がなんだか、ある共通の色合いを帯びているように感じて興味深く思います。



ところで、「踊る小人」の中のこんなフレーズにこころを惹かれました。
「ひとことで言えば