10日ほどかかってやっと読み終えた。
ということは「巻を措く能わず」というほどはのめり込まなかったし、逆に途中で放り投げるほど失望もしなかった、ということ。
わたしの中で「1Q84」に対する失望はとても大きく尾を引いている。
だから「多崎つくる」が出た時も買わずにいて図書館で借りられるようになるまで待った。
結果的に「多崎つくる」は「1Q84」よりはるかに面白かった。
しかし、順番から言って、今回の長編は「ねじ巻き鳥」→「1Q84」の系譜に属する作品だと予想できたから、わたしは期待しないことに決めていた。
「ノルウェー」と「国境の~」で深く村上
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