村上春樹の長編小説「１Ｑ８４」は昨年5月に新潮社から「Ｂｏｏｋ１」と「Ｂｏｏｋ２」が発売され大ベストセラーになりました。本というのは読んでから評価されるべきものなのに、読む前から売れることで評判になった本です。
　どんな本なのか、図書館に入ってきたら読もうと、予約申し込みをしておいたところ、人気本なので期限は1週間とのことでしたが、今般ヤット順番が回ってきて読んでみました。
　今まで彼の作品は、文章は綺麗ですが何を読者に伝えたいのか
さっぱりわからない、ところがあり私は彼の作品はあまり好きではありませんでした。
　ところが、この作品は400字詰原稿用紙１