医者の「タテワリ」

患者のためにならぬ「タテワリ」慣習。

荒神山人さんのコメント中の「縦割り」でおもいだした。
医者の世界には学閥があると何度か聞いたし、それをうかがい知ることもあった。

わたしが住む町の主治医が大きな検査をすすめたのは遠くにあるその医者の卒業大学系列の病院であった。同規模程度の病院が近くにあるにもかかわらずである。
日本赤十字病院で診察を受けたときの医者はより詳しい検査をほかの病院でうけるようにわたしに勧めたものである。必要とする担当の科も担当の医師も大病院の日赤内に存在するわけであり、他の病院は遠いので当日赤で検査を受けるとわたしが言っても、その医者