商いの道は常に厳しく辛いもので、
生易しくはない。
暇な日が3日も続くと、不安が不安を
呼び込んでいつ閉めようかという
言葉が頭をよぎる。
けれど、我慢をして歯をくいしばって
続けていると、何時の間にか又、お客様が
お客様を呼び込んで下さる日がやって来る。
何度その繰り返しをしたことだろう。
放り投げたいと思った日。
あの時、投げてしまっていたら、今はなかった。
どんなに辛くても投げ出さずに我慢した。
コツコツとその時その時やるべきことをやって
きた。
その日々が自分を磨きあげてくれた。
「慌てず、焦らず,あきらめず。」
を、呪文のように