逢いたくて   〜 詩 〜

今はもう
夢の中でしか逢えないあなた

あなたはずるい人だわ
私がこんなに年を取ったのに
あなただけ あの頃のまま

どうして?

夢の中のあなたは
いつも眩しいくらいの笑顔で私を見る

あなたに逢いたくて 逢いたくて
想いの分だけ時を重ねたのに
あなたは抱きしめてもくれないの?

ねぇ・・・



窓を開けて
あなた色の風を探してみるの

何処かで見ているなら
戻って来てよ もう一度
愛してよ あの頃のように

いつまでも

愛してるって言ったのは
嘘だったの? 私は今も愛しているわ

あなたに逢いたくて 逢いたくて
忘れた事なんて無い 一秒も
せめて