鎮魂の鐘

3月11日から起算して丁度四十九日にあたる昨日午後2時46分、北は北海道から南は沖縄まで鐘楼のある寺すべての鐘が鳴り響き亘りました。全日本佛教会が東日本大震災で犠牲になられた方たちの鎮魂を願ってのことです。

 私の有縁の寺でも、同時刻4〜50人の檀信徒さんが鐘楼の周りに集まり鐘の音に合わせて犠牲者の鎮魂を祈念して黙祷を捧げました。萌え始めた境内の木々の新緑が春の陽に美しく輝き、厳粛な雰囲気に彩を添えました。その後、場所を境内の一隅に建つ会館(築100年以上の木造本堂は現在耐震補強工事中につき)へ移し、東日本大震災犠牲者の四十九日供養法要と、日本国復興祈