宝くじを買った

西田敏行氏がCMにでてるドリームジャンボである。

半世紀近く生きていて、自分の金で買ったのは初めてである。


過去に一回だけもらったことがある。

閉店間際の床屋が、挨拶代わりにくれたものだ。

もちろん、当たらなかった。


今まで、

「こんな期待値の低いものを買うのは馬鹿馬鹿しい」

と思っていた。


だが、当たる確率は、買ったすべての人に平等なのだ。

しかも、神様よりも平等である。


二つのうちの一つがあたるのなら、

「当選」の不公平を感じるが、

当たらない人がほとんどなので、

「みんな当たってないから」と妙なあきらめもつく。