転がった100円玉(水彩画)

家内に頼まれて孫と一緒にスーパーに買い物に行った。
日曜日で店内は込み合っている。
何時もは家内も含めた3人で行くのだが、買う品も少なく家内は家の用事が忙しく2人で行く。
店内に入っても孫はお菓子等を欲しがらないので助かる。私が手押し買い物かごを押すとその上に載って、「次は野菜さんで〜す、次はお肉さんで〜す」と得意げに案内していく。
少ない買い物を買って、さて、忘れ物はないかとレジに並んだお客の手前で、書いたメモを取り出した時、100円玉がコロコロ転がって並んでるお客の足元で止まった。
お客は誰も気づいてくれない。拾いに行こうとしたが、何か自分の金なのに