人波あふれる山鉾町〜 宵々山に 28万人

祇園祭は15日、宵々山を迎えた。 夜に歩行者天国となった京都市の中心部では、駒形提灯の明かりに照らされた山鉾を眺める人たちの列が連なった。
京町家が残る新町通では、立ち並ぶ山鉾と軒を連ねる露天を縫うように人が流れた。
南観音山では、浴衣姿の子どもたちが 「厄よけのお守り これより出ます! 」とかわいらしい声で歌い、道行く人たちを和ませた。
露店が出ていない太子山や油天神山では、路上に並んだ床机に若者や家族連れが腰を下ろし、ゆったりと祭りの風情を味わっていた。
今年の 人出は 28万人で 雨が降った昨年より、 16万人増えた。

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