エベレストの準備 その7

15人の隊員のうち、5名が教師など文部省関係の職場に勤めているので、退職せずに参加出来ないか、文部省の後援をとりつけるべく、計画書を持って、体育課を訪ねた。

もっとくわしい、日程表が必要だ、学術調査はあるかなど、何度か書き直しがあり、帰国したら数十ページ以上の報告書を出すこと、等々たくさん条件はつけられましたが、名義後援をいただくことが、出来ました。

新聞社、テレビ局、文部省が後援となると、他の企業も、応援してくれる所が多くなり、食品、装備など、格安になり、倉庫も貸してもらえ、徐々に品物も集まりはじめました。

プロパンガスや酸素など、危険物を運ぶた