【同じ釜の飯を喰う】

昔、家内の実家に孫を連れていくと、義父が良く言っていた。

義父は長男の子供(孫)と一緒に住んでいたが、その孫のことを「うちの孫は・・・」とよく言っていて、そして可愛がりようも違っていて、よく我々にも自慢話をしていた。

従って、その言葉に、私は非常に不満で反発心を持っていた。

「何だこの親父、みんな同じ孫なのに一緒に住んでいる孫だけを特別に可愛がっておかしいんじゃないか。!」 と、行くたびに憤慨していた。

それから約30年経った今、私にも3人の孫がいる。 その一番最初の長女の孫は、事情があって約10年近く、私の自宅で生活することになった。 
そこ