蝉しぐれ  (日記481)

我が庭は毎朝4時を過ぎると、
セミの合唱で目覚める。

 庭の小山には、ネズミモチや、ニセアカシアや、ハナカイドウなど、二階の屋根まで樹木が茂り届く高さ。
 その樹皮が、セミを留まらせて鳴かせる。
毎年の事だが、年々啼く数が増える。

 年に50匹、ふ化するとして、地中七年ならば、
庭に順次350匹は、ご健在って、勘定になる。
 

写真の左 : 五匹が一斉に啼き叫ぶ。
         中央の樹、5匹が縦に並ぶ。
     中 : ヌケがらが、三つ留まる。
        ビワの樹、行きどまりの先端で羽化したのだ。
     右 : 生まれ出