野焼きとススキそよぐ高原

豊穣の秋の終わりを告げるかにように、長閑な山里に野焼の煙がたなびく。
大和は葛城みちの秋晴れの一刻を楽しんでみた。

「山里の風物詩」 デジブック 22景
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高原はすっかり秋めいて、一面を銀色のススキが風にそよぐ。
秋の夕暮れは駆け足でやってくる。
陽が西に傾き始めると、空気が凛と張詰め徐々に黄金の色をまし、空を茜に染め夜の帳へと歩み始める。

「黄昏ゆく高原」 デジブック 24景
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