モスクワのボリショイバレエ団を退団され、ロシア東シベリアのブリャート国立アカデミーオペラ・バレエ劇場の芸術監督に就任した岩田守弘さん(42)が初めて演出を担当するバレエ公演「”Восхождение”(ヴァスハジデェーニエ)上昇」が11月3日、ウランウデで行われた。
同劇場によるとロシアのバレエ団で外国人が芸術監督を務めるのは初めて。620席のチケットは前日までに異例の完売となった。岩田さん自身も踊りを披露しほぼ満席の観客から喝采が送られた。
岩田さんは公演前に「世界公演が夢だが、まずは地元の人たちにとって明日への活力、生活の一部となるような芸術