注連飾り

我が家で注連飾りを止めて数年になる。もっとも、今年は昨年母が亡くなったので飾ることはできない。

結婚して以来、正月は注連飾りが必需品、これをつけないと正月が来ない。一夜飾りは避けねばならない。あまり小さいと近所とのバランスが取れないなどと、正月の悩みごとのひとつであった。

会社勤めが終わる直前の約10年間は、海外勤務、単身赴任が続いて、ゆっくり自宅で正月を迎えることがなかったので、注連飾りへの関心も自然薄らいでいた。

3~4年前に、思い切って注連飾りを止めることにした。辞める理由は、市街地での焚火禁止により、松が明けても注連飾りを自由に焚くことがで