あちこち ぶらぶら

この正月は近くの田舎道をあちこち歩き回った。
 油絵で、30か50号位のキャンバスに風景画を描きたくて、その為のロケハン気取りだったのである。
 民家や社寺それに冬枯れの山野など、面白そうな風景があちこちに現れ、何枚か立ちスケッチもした。

 1軒の茅葺民家前では、お気付きになられたこの家のご婦人から、マアマア寒かろうと椅子まで持ち出して来て下さるご厚意を受けることもあり、暖かくなれば改めて出直して来て描かせて頂く事の了解も頂けた。
  
 夜に読んだ 芥川喜好著「時の余白に」は評判通りのものであった。

  掲載図   左 茅葺民家   F4