「川柳漫遊記」(1)

C誌用に依頼された「川柳漫遊記(1)」を紹介します。

年に数回国内外を旅し、写真を撮ったり旅の川柳を作り楽しんでいます。一回の旅行で百句余りを作りますが、それらの抜粋を作成したものです。

平成十二年の勤続三十年のリフレッシュ休暇一人旅。三十万円と十日間の休日を頂き、北海道から九州までリュックひとつで友人たちを訪ね歩きました。
             
 さあ行くぞ仕事忘れた一人旅
 哀愁を運ぶ夜汽車に人を恋う
 北海道空がでっかく手を広げ
 有珠山の煙今日は穏やかだ
 裕次郎と歌う小樽の記念館
 運河飛ぶカモメワタシもカモメかも
 あら汁が美味いガ