お久しぶりで〜っす!

金曜日、寄り合いに行く途中青少年の森を通った。
炎天下は猛烈な暑さだが、木陰は涼しい風が抜ける。
太陽を避け、日影を探しながら歩くと運動場に出た。
向こうから見慣れた人が、汗だくで歩いて来る。
  「おおお〜っ、でっちさんじゃないですか?」
会社の後輩で、いろいろお世話になった人だった。

汗だくの手で握手をすると、昔の記憶が蘇える。
  「リタイヤして、今は何をして居られるのですか?」
  「何って、・・・何もしてないよ!」
今週は連続休暇を取り、あまりのヒマに走りに来たとか。
  「いくらヒマでもこの炎天下はマズイんじゃない?」
  「でっちさん!お