最近出不精がちだ。
久しぶり、足の冬眠を解きたく都心へ出かけた。
この日は春のような陽気で、歩くほどに汗ばむ。
特別の用事があるわけでもない。
知り合いの絵画の展示を鑑賞した後、
地下鉄の駅を二駅ほど歩く。
ただのウォーキングでは飽きてくる。
二筋、一筋横道にそれて、風情残る家屋でも楽しもうと思ったが、都心の一等地にそんな古めかしい家などそうあるわけでもない。
あってもビルの谷間にうずもれるように、ポツリポツリと取り残されてるように佇むばかり。
それでも何ケ所か無理強いにカメラに収めてみた。
デジブック『 面影大阪 』
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