戻り寒波に耐え、春を待つ

このところ日本列島は大寒波に見舞われている。特に太平洋側の大雪は数十年ぶりのこと、交通機関が大渋滞、欠航や間引き運行が常態化して混乱が続いている。日本の株式市場もようやく底打ちしたかと思っていたが週後半にドカン・ドカンと大きな下げに見舞われ結局、今年に入り6週連続の下げ、こちらも戻り寒波にやられている。

これまで日本株の下げは米国金融緩和の副作用で新興国からの資金引き上げやリスクマネーの縮小の影響だといわれてきたがどうもそれも怪しくなってきた。欧米の株価は意外にも底堅く、米ナスダックや半導体株指数は既に高値圏まで戻してきている。日本株だけが下落を続けて