少年と自転車

一昨年のベルギー映画で日本の施設を題材にする。
監督が日本で聞いた事実を元に映画化された。
2012年にはカンヌ映画祭で受賞した名作。
内容は児童福祉施設の里親制度を取り扱っている。
事情があって預けられた子供の心の機微を丁寧に映す。

日本には孤児を引き取って養育する制度がある。
養子縁組、そして里親、最近は週末里親制度もできた。
映画はこの週末里親制度を知った監督が感動して作った。
週末だけ里親の元に引き取られ日常生活を共にする。
短い間の付き合いでも社会生活の一端は担える。

もともとは親に事情があって預けられた児童たち。
子供に何の責任もないはず