慰安婦が「高収入」であった「証拠」とされる【元従軍慰安婦文玉珠氏の貯金通帳】・・・これは、慰安婦の方々が受け取っていた賃金が「軍票」（正確には南券等）であった事が良く分かる資料でもあります。

　最終的に、通帳には25,000円以上の金額となっています。しかし、文さんの居たラングーンでは、この金額はハイパーインフレといっても良い状況で、戦争が始まった1941年12月の185,648倍となり、結局紙くずとなってしまいました。

　また、一回当たりの入金の推移も、インフレの酷くなった戦争終盤に跳ね上がっている事からも、この事が良く分かります。

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