「奇皇后」28話まで(韓国MBC:衛星劇場2013-2014)

ドラマは、今まさに韓国では大団円を迎えている頃・・・、モンゴル帝国の事実上最後の皇帝:順帝トゴン・テムルの皇后キ・スニャンの物語です。
 高麗は元に対しては朝貢国であり、「貢物」には「貢女」と云う生身の女性も含まれていました。奇皇后は、そんな「貢女」の一人でしたが、皇帝の寵愛を得て皇后にまで上り詰めた女性です。

 物語は勿論フィクションです。スニャンが皇后になる理由を、モンゴル帝国を牛耳る丞相(今で言う総理大臣)一派への復讐として描いています。
 宮中での丞相や丞相の娘で最初の皇后のタナシルとの暗闘が、「如何にも、韓国ドラマらしく!」表現されています。