独り飲む・・・甘露なり

波が寄せ返す静かな海に、沈む夕日を肴に飲む。
松の根方に身を委ね。

さぁ!さぁ!と鳥の声に勧められ、葉陰涼しい山辺で杯を重ねる。連なる山々、はるかな入り江。


海でも
山でも

こうして独り飲んできました。

・・・・・・・


いや、そのために、そのため「だけ」に出かけていったカンジ(笑)
考えてみれば、遠路はるばる走っていったのに、かの地の名所旧跡、有名観光スポット、魅力的な寺社仏閣・・・どこも訪ねてきませんでした。

オレ、なにしに行ったんだろう?

それに、豪華新鮮魚介の舟盛りや伝統会席の皿椀も拝まなかった・・・。もちろん、金がないこともある