友人宅への弔問

今月、会社の同期の友人から喪中のはがきが届いた。
かねてから、奥さんが長期入院していると聞いていたので、いつその時が来るのかずっと気になっていたが、年も押し迫っての訃報であった。

30年近く前の米国駐在中には、彼が海外の技術支援の連絡窓口を担当していた。ちょうど、工場立ち上げの時期でもあり、ほとんど毎日技術課題を彼宛にFAX送信し、翌朝その回答をFAXで貰っていた。彼とは、同期以外にも、駐在業務を一方ならず援助してもらった関係である。彼の奥さんは、社内の先輩のスポーツウーマンで、とてもさっぱりした姉御肌の人であった。

彼の奥さんは3年以上前に脳梗塞で