2013年公開の韓国独立プロによる映画です。
物語は、1948年の「済州島四・三事件」を題材にしたものです。
済州島四・三事件とは、アメリカ軍政下の南朝鮮で、南単独で選挙を行おうとする勢力と、南北統一された自主独立国家を目指した勢力(主に南朝鮮労働党など)との対立が招いた武力衝突です。
武力衝突とはいっても、済州島で勢力を持った統一派は圧倒的な戦力を持つ本土の勢力には敵わず、南朝鮮国防警備隊、韓国軍、韓国警察、右翼青年団等によって、無関係な住民も巻き込む形で、島民3万人が虐殺されました。
ただし、映画は、その政治的・思想的なバックグラウンド