但馬・丹波に桜訪ねて

山陰路は雨が多いとはいえ、これほど降り続く雨にはいささか閉口だ。
だが、芽吹き始める自然にとっては大切な雨なのかもしれない。
そして、なにより桜を愛でる山里は、春雨に霞み煙り幻想の世界を垣間見せる。

快晴であれば大変な混雑だと言われる観光桜。
雨ならではの静寂の中で老桜と艶やかな紅枝垂れを一刻楽しんでみた。

・・・と、言ってもわざわざ出向いたわけではない。
帰省し、帰阪の際の寄り道である。

デジブック『 孤高の老桜と紅枝垂れ 』
http://www.digibook.net/d/7b14add7b09faa19377392009a727067/?