山の里に咲く花々と新緑の美、そして過ぎゆく時の流れ

昨日は甲斐駒岳の麓の小屋へ遊びに行きました。庭に流れる小川の落ち葉を掬って底に白い川砂が見えるようにしました。小川の水音やさかんにさえずる野鳥の声を聞きながら暫くぼんやりしました。その後で家内と近所の山の里の花々や新緑の写真を撮りに行きました。

この山地は甲斐駒岳の麓に広がるなだらかな傾斜地です。景色は良いのですが、水はけが良すぎて水田が作れない土地でした。
ですから戦前は人の住まない深い森林が広がっていたのです。戦後、開拓農家が入り養鶏場や乳牛牧場にしました。ところが最近はイノシシや鹿や猿が増加してしまい畑作も困難な場所になってしまったのです。