篤農技術について

近代農業の武器である農薬と化学肥料の無かった昭和20年代までの農業には篤農技術というのがあり、その技術を駆使できる農家を篤農家と言っていた。
 野菜の苗作り、特に我が家の主力であったナス苗は踏込温床という場所で実に合理的に作り、5月の末にはトラックに積み込んで東京の神田市場に足柄ナスという名称で共同出荷していた。今のようにプラスチックの鉢に入れるということもなかった。そこで、重要なのがずらしという技術ですが、それを今朝方に4種類の苗(ナス、ピーマン、シシトウとマクワ瓜)で実施してみた。連日の暑さで定植できないし、苗は大きくなってしまうしでこんな時の技術だ