独り芝居で役者稽古!

神戸の叔母を訪ねたついでに小さな芝居小屋を覗いてみた。
日曜日の出し物は『ものがたりの森』で一人芝居が掛かる。
劇団道化座の公演は若い役者が一生懸命演じてくれる。
今回は初めての試みですべて『一人芝居』の上演になる。
一人芝居は一人何役もの掛け持ちをしなければならない。
今まで見たことの無い上演スタイルで抜群のインパクトだった。

一番感動したのは空襲で戦火を逃げ惑った体験だろうか。
幼い妹を疎開させて辛い思いをさせた父親は最後に号泣する。
宮沢賢治の銀河鉄道は言わずと知れたジョバンニの物語だ。
カンパネッラがお互いを気遣う些細で優しい言葉が嬉しい。