日本発掘(続き)2.縄文時代

獲物を追って移動し続けた実態は未解明の、極めて長い間続いた石器時代も、大型動物を獲り尽してしまうと、小動物を追うことになり、氷河期が終焉して植物が繁茂するようになると、植物採集に転換するようになる。

そうなれば必然的に、移動範囲は狭くなって、半定住の生活が展開されるようになる。

住まう小屋も作られ、それまで移動に付いていけなかった老人も、
安住の地を得られることになり、

老人の積み重ねられた貴重な経験を基にした知恵が、孫たちに伝えられるようになる。

その結果、生活しやすい道具などが作られるようになり、生活利便性の向上のために、土器を作ることが考案