政策待ち底値固めの展開へ

今週は何と言っても猛烈な円高スピードが進行、それと共振する形で株安が進むという悪いパターンが続いた。一時は107円まで円が買われたことで主力の輸出企業の株価が軒並み急落、年初来安値更新銘柄が続出、7日続落で日経平均はあっさり16,000円を割ることとなった。

昨日こそ大幅安からリバウンドが入りプラスに切り返す場面も見られ、16,000円を一時達成したが上昇は続かなかった。ヘッジファンドを中心に仕掛け的な円買いが断続的に続いていることで円高懸念は根強く、日本株の歯止めが中々掛からない状況にある。

3月まではGPIFなど日本のクジラが相場の下支えをしたこ