２つの凡そ異なった趣味を掲げるwakohは、このところ、どうやら大相撲のことばかり書いているきらいがある。
　だが、もう一つのクラシック音楽も、判らぬなりに聴くのは大好きだ。
　けれども、聴いても、時間が経つと、その印象なり感動なりは、薄れていってしまう。聴いたという事実しか残らないほどだ。何とももどかしい。
　それでも、タイトルに掲げたコンサートを相次いで聴いたのは、確かなことだ。
　薄れいく微かな記憶を辿りながら、多少なりとも想起してみよう。

　最初は、４月２３日(土)読売日響の第１８６回土曜マチネーシリーズだ。東京芸術劇場コンサートホールで。１４