正午過ぎても草を食べている

いつもは昼かなり前に休憩を始める子羊たちが、今日は正午を過ぎても草を食べている。

昨日は昼過ぎから雨が降り始め、ときどき激しく降ったので、草を食べることができなくなったため、その反動で今日は休憩もせずに食べているのかもしれない。

あるいはいつ雨が降ってもいいように、食いだめしているのかもしれない。

草に味があるとは思えないので、羊は味覚を感じて食べるのではないだろう。

食べないと死んでしまうから食べるのではなく、たぶん食べること自体が楽しいのかもしれない。

歯で草をかみ切るのではなく、草を歯でつかんで、首や頭を振って、ちぎっている感じだ。