連載:私と芸術

画家・スズキ猫次郎 その3

左の油絵は、20歳位の頃に描きました。
不気味な物体が、画面に押し合い圧し合いして
にぎやかな画面です。
色彩は、あえて非常識な色を用いました。
赤い大地に緑色の空、
浮かぶ雲らしき物も、不自然な赤・黄色、
全く、常識が通用しない世界です。
題して、『白昼夢』です。


中央の絵は、荒いタッチで一気に描き上げました。
20歳位の頃の作品だと思います。
わけの分からない空間に何かしら、有機的な物体が2つ
転がっています。
空は、吹雪のように荒れて、左右の壁らしき物は、
何を隔てているのでしょう・・・??
不気味な世界です。
題して、『空間』。


右の女性