帰省

名古屋で仕事があり、
そのまま久しぶりに帰省する。帰省といっても、誰もいない実家にもどるだけ。
 母親は施設にあづけており、今回は母親見舞いと友人にひさしぶりに会うのが目的だ。
 少し本音を言うと嫁さんからの解放だ。
私も昨年定年をむかえ今は小さな会社を経営しているが、
同期で定年をむかえた者や、ふるさとの同級生も段階の世代のおとし子だ。
 たまたまかエルダー制度も利用して会社の残っている連中も少なく、また同級生はリストラや不況で定職についている者も少ない。
 共通しているのは<時間>がありあまっている。つまりヒマだ。
 よくわからないが、ある本のなかで