「氷川丸と「 びいなす」号を比較し、日本の文化の大きな変遷に驚く」

船旅はのんびりして良いものです。波静かな太平洋を飽かず眺めて時間がゆったりと流れていきます。眼を転じると緑豊かな日本の陸地が遠く見えます。2泊3日の蒲郡市への客船の旅をして来ました。
その折に横浜の大桟橋の客船、「ぱしふぃっく びいなす」とそこから見える客貨船、「氷川丸」をつい比較して考えました。
氷川丸は総トン数11,000トンの1930年建造の日本の船です。一方、「ぱしふぃっく びいなす」は26,000トンで、1998年に建造された日本の客船です。どちらも大きなジーゼルエンジンがついていて巡航速度は同じ時速18ノット(約時速30Km)です。