「川にまつわる思い出(1)広瀬川流れる岸辺」

青い海、白雪の山々、そしてゆったりと流れる美しい川の風景は人々の人生を豊かにしてくれます。自然の風景は四季折々変わり、しみじみとした美しさを見せてくれます。この邦に生まれた幸運にいつも感謝しています。
そこで今日から「川にまつわる思い出」を連載風に書き進めて行きたいと思います。

私は昭和11年に仙台に生まれました。
市街地の南を広瀬川が蛇行しながらゆっくりと流れています。川の南側には、お霊屋下や向山と呼ばれる住宅地になっていました。
私の家は向山にありましたので市街地に行くには鹿落坂(ししおちざか)を下ってお霊屋橋か評定河原橋を渡ります。

お霊屋とは